ロシアンブルー
ロシアンブルーは、飼い主に忠実で犬のような性格と評されることも多い猫種ですが、プライドが高く気まぐれで、自分が親しんだ相手が他の猫に情をかけると猛烈に嫉妬するなど、むしろ猫らしい性格も十分です。性格的には気難しい面があり、ベタベタしすぎても、優しさが足りなくても、良い関係を結べません。そんな猫ですから、絶対的な信頼関係を結んだ相手を独占しようとするのでしょう。誰にでも懐いていくことはあまりなく、家族の中でも好む相手を選びます。近年の繁殖家はこのような神経質な傾向の個体を繁殖に使わないようにして、性格の改良を図っているようです。また、あまり鳴かない猫として知られており、ボイスレス・キャットという別名もあるほど静かです。